明け方まで断続的に対応を検討し、プレスリリースの案文が出来たのは朝9時だった。
2月20日『代表者異動に関する一部報道について』
2月19日 18:02付、日本経済新聞電子版の「イブニングスクープ」を始めとする速報道で弊社代表取締役交代人事に関する報道がありましたが、本記事の一部には重大な事実誤認を含んでおりますのでお知らせいたします。前会長は解任という事実はなく、本人の意思による辞任で世代交代を決定したものです。本件については1月24日の適時開示ならびに記者発表の通りであります。
このプレスリリースにどの程度の意味があるかは分からない。何といってもマスコミ側には奥平元会長その人がリークしているのだ。しかし、満水ハウスの見解を出すことは社外の第三者よりは、社内の役員・従業員へのメッセージと口封じにはなる。
今回のプレスリリースは応急措置でしかない。今後の方策については検討していかなければならないだろう。
大事なことは奥平の口封じと、マスコミの攻撃の矛先を満水ハウスの現経営陣、すなわち自分に向けないことだ。
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